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961 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ:2014/10/12(日) 17:50:18.17 ID:8hseDoG2i
▼ソーシャルゲーム開発者のもつ罪悪感


「先月は売り上げ○億円達成!、今月は△億円目指してがんばりましょう」なんて経営者から話を聞くたびに悲しい気分になる。
この人達は、分かっていない。何も分かっていないな。
現在の日本のソーシャルゲームのほとんどは、ガチャという凶悪なギャンブル要素が組み込まれており、売り上げの大部分を占めている。
偉そうな人が、「このゲームのマネタイズ戦略は~」とか言ったところで、結局ガチャである。
ある日の俺。
おもむろにターミナルを起動して、ゲームサーバーに接続。
tail -f access.log | grep purchase_hoge
と入力。
リアルタイムに課金情報が画面に出力されるコマンドで、誰かが課金すると表示が1行増える。
「ああ、これが△億円目指してコツコツと積み立てられているのか」
ガチャの確率アップや割引なんかがあると、その表示速度も速く、ゲーム内の勢いを感じながらも、エラーが発生していないかをチェックする。
短い間隔で同じユーザーの課金ログが表示されているな。と気づいたが、直前に新SRカードが追加されていたことを思い出して、ふと、ユーザーのガチャ履歴をデータベースに問い合わせ。
「かなり引いてるな・・・」
これだけやったなら、さすがに当たっていてほしい。と、今度はソート条件にカードのIDを加えて検索。
他のSRはあるものの、今回追加されたSRは出ていない様子。見事にゴミばかりである。
そもそも、確率はいくつだ。と、確率を設定しているファイルを開く。
うわー(どん引き)
とは言えだ、期待値を上回る回数引いているんだよな。まさか・・・
(設定がきちんとゲームに反映されてないのか?)
(システムのバグか?)
心配になって、今度はカードのIDを使って検索。
(いや、ちゃんと出てるな)
と、どうやら当たりを引いたユーザーはいるようで一安心。
ついでに、今度は当たりを引いていたユーザーで履歴を検索。
(まじか、一発で引いてる・・・)
これが運か。分かってる、運だよな。
その間にも、最初のユーザーのガチャ履歴はゴミで埋まっていく。
もう、やめてくれー。
これ、引くに引けないパターンのやつや!(ガチャは引いてるけど)
もし当たりが出たとしても、課金額を知ったときの絶望以上の幸福は得られないだろう。
(もう、このユーザーは当たりが出るように設定しよう)
(いや、そんな仕組み入れてないぞ)
(じゃあ、先ほど引いたゴミカードを当たりに書き換えようかな)
(まずい、それじゃクレーム来たら大変なことになる)
(でも、より良いものになったのにクレームなんてしないはず)
(いやいや、そもそもデータを書き換えるなんてだめだろ)
など考えているうちに課金は止まった。当たりは出ていない。
彼(もしくは彼女)の気持ちを察すると、心が痛い。
もうこんな気持ちはたくさんだと、そっとターミナルを閉じる。
「先月は売り上げ○億円達成!、今月は△億円目指してがんばりましょう」なんて経営者から話を聞くたびに悲しい気分になる。
そのお金で食べる飯はうまいか?
俺はまずいよ。

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